省エネ住宅基準適合が義務化?!
2022/06/25
「建築物省エネ法改正案(脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律案)」が閣議決定されました。
この法律案が成立した場合、2025年度から全ての注文住宅・新築建売住宅に省エネ基準適合を義務付けられる事になります。
省エネ基準適合住宅とは、冷暖房・給湯・換気・照明などの設備の消費エネルギーを計算し、その数値が省エネ基準に定められた数値と同等か同等以下に適合されている住宅の事を指します。
省エネ住宅のメリットは夏は涼しく冬は暖かい住宅になります。お風呂や廊下が寒い...といった事がなくなり、家中快適な環境になります。
空気が循環するので余計な光熱費もかからず、結果的にランニングコストを抑える事が出来ます。
また、環境にもやさしく、地球温暖化の要因となる二酸化炭素の排出量を減らす事にも繋がります。
しかしデメリットもあり、一般的な住宅より省エネ性能の良い材料や設備を用いますので、建築費用が高くなります。
また省エネ住宅の基準は全国どの地域でも同じでは無く、それぞれの地域の気候を鑑みた基準で設定されています。
そのため建築する地域で省エネに関しての実績や技術力のある建築業者を探す必要があります。
現行では、省エネ住宅に適合しているか・適合しない場合は省エネ性能を確保する為に必要となる変更内容を建築士が購入者様・施主様へ説明する義務のみでした。
省エネ基準適合の義務化後、基準に適合していない住宅の資産評価は下がる可能性があります。
住替えや売却考えた時、省エネ住宅か否かで売却額が変わってしまうでしょう。
省エネ住宅の補助制度・減税制度がありますので、今のうちに検討してうまく活用していきましょう。
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