土地活用で駐車場経営をする仕組みとは?
2023/03/04
所有しているだけで使っていない土地があり、どう対処したら良いかわからないという方もいるでしょう。
土地活用をせずに所有しているだけでは、無駄に固定資産税を支払い続けることになり、もったいないのです。
今回は、土地活用で駐車場経営をする仕組みやメリット、成功させるポイントなどをご紹介します。
土地活用としての駐車場経営の仕組みとは?
土地活用で駐車場経営をする場合、経営方式が2種類あるので1つずつ仕組みをご説明します。
月極駐車場 |
利用者と月ごとの契約を結び、毎月賃料を受け取る方法です。
何台分の駐車場を確保できるかにより収益の額が決まります。
機械を使う必要がなく、敷地を舗装しなくても問題はありません。
利用者との契約が終わった場合には、いつでも経営を辞められるので手軽に始められます。
月極駐車場を経営する場合は、不動産会社に利用者募集や管理を依頼する方法が一般的です。
コインパーキング |
コインパーキングを利用した方から利用料金を支払ってもらい、それが収入になります。
車がパーキングに入り、どのくらいの時間駐車していたかにより料金が異なります。
車を出すときに料金を支払うので、そのための機械を導入する必要があります。
駐車場のない商業施設の近くや駅の近くなどにある土地は、コインパーキングにすると収入が期待できるでしょう。
土地活用で駐車場経営をするメリット・デメリット
土地活用で駐車場経営をする場合、アパート経営などと違い建物の建築が不要なので初期費用が少なく済むメリットがあります。
また、狭小地・変形地であっても経営が可能です。
他の業態へ切り替えしやすいので、駐車場経営の先に何をするか見据えている場合にメリットとなるでしょう。
一方のデメリットは、駐車場が減税の対象ではないので税金負担が大きいことです。
土地の利用効率は平面だけなので、あまり良くありません。
アパート経営と比較しても収益性が低いデメリットもあります。
土地活用としての駐車場経営を失敗させないポイント
駐車場経営で失敗しないポイントは、月極駐車場とコインパーキングそれぞれに適した立地をみつけることです。
たとえば駅前の繁華街は一時的な利用が多いのでコインパーキングに適しており、オフィス街や住宅街では月極駐車場の需要があります。
続いてのポイントは利回りについてです。
コインパーキングの稼働率が40%~50%ほどであれば、利回りは6%~8%を目指せます。
そして最後のポイントとして、利用者が車を停めやすい環境かどうか、周辺の状況を確認しましょう。
駐車スペースの利便性を意識して、自分で一度駐車して試してみるのがおすすめです。
土地活用で駐車場経営をする場合、月極駐車場かコインパーキングという2種の方式があります。
それぞれに需要のあるエリアや周辺環境をチェックして、適した方式を選びましょう。
失敗しないためのポイントも参考にして、駐車場経営をおこなってください。
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