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建売住宅を購入する流れについて

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建売住宅を購入する流れについて

建売住宅を購入する流れについて

2023/10/28

家を買うことは一生のうちにそう何度もありません。
マイホームの購入を考え始めたものの、どのような流れで購入するのか疑問をお持ちの方も多いでしょう。
住宅の購入には注文住宅の場合と建売住宅の場合があり、購入に至る流れが異なります。
今回は建売住宅を購入する場合に焦点を当て、契約の流れを3段階に分けて解説します。

 

 

建売住宅購入の流れ①契約前
建売住宅を購入しようと決心したあとにおこなうのが、物件探しと見学です。
見学時には物件だけでなく、周辺の環境などもチェックしておきます。
気に入った物件が見つかったら購入を申し込み、その後、売主と契約の条件や契約日の調整をおこないます。
実際の購入金額、手付金の金額などをこの時点で決定し、手付金を支払って契約の成立です。
できればこの時点で重要事項説明書のコピーをもらい、契約日までに内容を確認しておくと契約締結時に疑問の解消ができます。

 

 

建売住宅購入の流れ②売買契約
次に売買契約書の内容や重要事項説明書の内容について売主から説明を受け、内容をよく確認します。
内容に納得できたら重要事項説明書と売買契約に署名捺印し、売買契約の締結です。
住宅ローンを利用する場合はこの段階で住宅ローンの借り入れのために書類を準備します。
住宅ローンには事前審査と本審査の2段階の審査があり、この時点ではローンの事前審査を受けることになります。
事前審査には本人確認書類と収入を証明する源泉徴収票などが必要なので用意しておきましょう。

 

 

建売住宅購入の流れ③売買契約後
売買契約を締結したら、住宅ローンの本審査を申し込みます。
事前審査に通過していれば本審査で落ちることはほとんどありません。
本審査には事前審査のときに必要だった本人確認書類と源泉徴収表に加え、住民票、印鑑証明書、売買契約書など購入不動産に関する書類が必要です。
金融機関より融資承認の連絡があったら、その旨を不動産会社に伝えます。
売買契約時に立ち会い検査や引渡し日の日程を決めていない場合は、この段階で日程調整をおこないます。
購入した物件の所有権の移転登記や抵当権の設定などの登記手続きは司法書士に依頼しましょう。
もしも購入した物件が未完成の場合は完成を待ち、完成済みの場合は日程調整のとおり立ち会い検査をおこないます。
建物について最後のチェックが完了したら、購入代金を支払います。
物件の引渡しは、住宅ローンを借り入れた金融機関へ赴くのが一般的です。
引渡しの際、建築確認申請書やアフターサービス基準書、工事完了・引渡し証などの書類に署名・捺印し、残代金がある場合は支払います。
引渡し後はご自身のタイミングで入居できますが、引渡し日が延期されることも考慮し、スケジュールに余裕をもたせておくと安心です。
 

 

住宅の購入には契約前、売買契約時、売買契約後とやるべきことはたくさんあります。
契約前の物件探しから契約後の入居まで、早くとも半年程度、場合によっては1年以上の時間がかかります。
その都度用意しなくてはならない書類などがあるので、落ち着いて対処できるよう事前に準備をおこなうと良いです。
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