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擁壁のある不動産の売却が難しい理由とは

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擁壁のある不動産の売却が難しい理由とは

擁壁のある不動産の売却が難しい理由とは

2022/01/13

擁壁のある土地や戸建てに住む方は、擁壁があると売却が不利にならないかと不安に思う方もいるでしょう。擁壁のある物件は通常の物件に比べて注意点が多く、売却には手間がかかります。今回は、擁壁のある物件を売却するための方法について解説をします。

 

擁壁があると不動産売却にどれくらい影響がある?

擁壁のある土地や戸建ては敬遠されやすく、売却が難しい物件のひとつです。擁壁のある物件がなかなか売れない理由を見ていきましょう。

 

安全性への不安を感じやすい

万が一、擁壁が崩れると建物が倒れたり傾いたりして生命に関わる事態も想定されるため、擁壁はリスクとみなされやすいです。自然災害の多い日本では地盤の強い土地に住みたいと思うのは当然で、安全性の観点から避けられることもあるでしょう。

 

現在の建築基準を満たさない場合がある

擁壁に問題があると建て替えの際に建築制限を受けて希望の家を建てられないことがあります。現在の法令基準を満たしていない擁壁や老朽化している擁壁は要注意。売却前に安全性や建築基準に問題がないか調査をする必要があります。

 

工事費用がかかる

場合によっては再建築をする際に工事が必要となり、擁壁を造り直したり、がけ対策の特殊工事をしたりする費用が発生します。擁壁に問題のある物件を売却するときは、工事を済ませてから引き渡しをするか売却価格から工事費用を値引きして販売することになるでしょう。工事費に数百万円かかることもあるので、土地価格が安い地域では売却しても利益にならない事もあります。このように、擁壁のある物件はリスクがあるため売却しづらくなります。逆に言えば、擁壁の安全性が担保され、建て替えの際にも建築基準に問題ないことが確認されれば、擁壁があっても通常の市場価格での売却が望めるでしょう!
 

 

擁壁のある不動産を売却したい。擁壁の判断方法は?

擁壁のある不動産を売却するには、まず擁壁の安全性を確かめる必要があります。擁壁の安全性は役所の建築指導課が新しい図面と照らし合わせて判断するため、自身で調査する場合は図面を持参して建築指導課に話を聞きに行くことになります。とはいえ擁壁の問題は難しく専門的なので話が進展しないケースが多く、自身で調査を行うのはおすすめできません。擁壁のある不動産の売却はさまざまな問題が絡むので、専門家に依頼するほうが具体的なアドバイスが得られます。擁壁のある不動産を多く売却してきた不動産会社に相談すれば、売却の進め方を熟知しているので、工事費用の概算を出しながら実績に基づいたアドバイスをしてくれるでしょう。取り扱いの難しい不動産だからこそ専門家のアドバイスが重要になるので、擁壁のある不動産を所有する方は、一人で悩まずに早めに相談するのをおすすめします。

 

 

今回は擁壁のある土地や、戸建てを売却するための方法を解説いたしました。
擁壁がある不動産は、安全性と建て替えに支障がないことを担保することが重要で、それに伴い工事が必要な場合もあります。売却が難しい土地なので、売却方法で悩んだときは、ぜひ今回の記事を参考にしてください。


弊社ダンデ・ライズでは、一戸建てや土地などの不動産に関する情報を豊富に取り扱っております。不動産売却・住替え・相続等お気軽にご相談ください。

 

 

 

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