不動産売却における荷物(残置物)の片付けはどうする?
2022/02/07
不動産売却をする際に考えなければならのが、荷物(残置物)の片付けです。残置物とは、その不動産に住んでいた方が使用していた家具や家電、ゴミなども含まれます。残置物は処分するにもお金がかかるので、売却が決まった時点で残置物をどうするか考えなければなりません。
ここからは、不動産売却における荷物(残置物)の片付けについて解説します。
不動産売却における荷物(残置物)の片付けはどうする?処分するべき?
不動産売却では、原則として荷物がない空の状態で引き渡しすることになっています。ただし、大型家具や家電など一部の設備は残していける場合もあり、品質によってはプラスの印象になることもあります。その場合は何を残すか、買い主と売り主で話し合って「付帯設備表」を作って確認できるようにしておくことが大事です。引き渡しから2年以内であれば、特約がない場合に建物と同じ「瑕疵担保責任」の対象となるので、付帯設備に後から故障などあった場合に対応してもらえます。
不動産売却における荷物(残置物)の片付け はどうする?処分の方法とは?
処分することが決まれば、処分の方法について考えしょう。
■自分で荷物の片付けをする場合
まずは、傷や汚れの少ないもの・新しいものは比較的価格が付きやすいのでフリマアプリやオークションサイトで売ってみるといいでしょう。一度に済ませたい方なら、リサイクルショップへ持ち込むのもいいと思います。売れないものや不要な家具などは車があれば、粗大ごみへ。自治体の粗大ごみ収集センターへ持ち込みすると、安価または無料で引き取ってもらえます。
■業者に依頼して片付けしてもらう場合
遠方の場合や、時間もない場合は業者に片付けてもらうのがいいですね。まずは、複数社から見積もりを取得してきちんと比較してから決めましょう。引越し費用とは別途費用がかかりますが、引越し会社に依頼して片付けてもらう方法なら引越しと一緒に済むので手間がかかりません。また、廃品回収業者のトラック積み放題オプションを利用するという方法もあります。処分するもののサイズや重さによっては逆に処分費用が高くなる場合もあるので、事前によく調べておくことが大事です。ただし、遠方の不動産売却のため頻繁に現地に行けない場合や時間がない場合など、ご自身で片付けるのが難しいケースもあるでしょう。その場合は、荷物を撤去していない状態でも不動産会社が買取してくれます。買い取り後の残置物処分費用の概算を把握しており、処分費用を買取価格からあらかじめ差し引いて提示してくれるので、検討してみるといいですね。
以上、不動産売却における荷物(残置物)の片付けについて解説しました。
不動産売却する際は、荷物があると部屋の中が狭く見え内覧時にマイナス印象になるので処分するなら早めがいいですね。時間がある場合は高く売ったり処分費用をおさえたりできますが、時間がない場合は業者や不動産会社に頼むなどして片付けを負担なく進めましょう。
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