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長屋式不動産は売却が難しい?その理由と売却するコツ

長屋式不動産は売却が難しい?その理由と売却するコツ

2022/02/18

複数の住戸が水平に連なり、隣家と壁を共有して連続して立っている住宅を長屋式不動産、あるいはタウンハウスやテラスハウスと呼びます。昭和に建築されたものが多くを占めているため、住戸が老朽化し、売却を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、長屋は売却が難しい不動産です。その理由と、売却するためのコツをご紹介いたします。

 

長屋式不動産の売却が難しい理由とは?

 

長屋式不動産は各戸の所有者が住戸・住戸敷地の所有権を持っているため、売却や建て替えは所有者の判断で行えます。しかし、隣家と壁を共有している構造上、建て替えやリフォームの際には隣家と交渉して壁や長屋全体の補強を行う必要があり、ハードルが高くなります。とくに隣家と接している面を切り離し、単独住宅として再建築する場合には、切り離した単独住宅だけでなく切り離された長屋全体も現行の建築基準法を満たす必要があります。基準を満たせない場合は建築許可が下りず、再建築自体ができません。こうした制約があるため、長屋は買い手が付きづらいのです。
また住宅ローンの審査では、購入する不動産が現行の建築基準法を満たしている必要があります。
しかし長屋は古い建物が多く、現行基準を満たしていない場合が多いため、購入希望者がいたとしても住宅ローンを全く利用できないケースも少なくありません。

 

長屋式不動産を売却するにはコツがある!

 

長屋式不動産を売却するのは難しいですが、それでも売却しやすくするコツはあります。
【隣家に売却】
先ほど長屋の建て替えやリフォームにさまざまな制約が生じることを解説しましたが、それらは全戸の所有権を一人が持っていれば問題になりません。
あなたが住戸の老朽化に悩んでいるのなら、隣家も同じような状況である可能性は高いでしょう。
隣家に建て替えやリフォームの意向がないか打診し、意向があれば売却交渉をしましょう。
【長屋全戸を買い取ってから売却】
全戸を一括して売却すれば、リフォームして賃貸物件にしたり、更地にして新築できたりするため、買い手が付く可能性が高くなります。
全戸を買い取る資金がない場合、売却後決済やノンバンク融資などを利用できることもあります。

【不動産会社へ売却】
業者買取では、次の入居者や所有者が決まっていない状態で不動産会社が不動産を買い取るため、周辺相場よりも安い買値を提示される場合が多くなります。しかし、そもそも長屋は買い手が付きづらいことを考慮して、「引き取ってもらえるだけマシ」と割り切れるのであれば、一番手間をかけずに売却できる方法です。

 

長屋式不動産の売却が難しい理由と、売却しやすくするコツについて解説しました。
隣家への売却、長屋全体の買い取り、不動産業者へ売却のいずれも、資金の融通や税金の手続きなど、個人で対応するのは難しい作業が付いて回ります。まずは不動産のプロである弊社ダンデ・ライズ鷺沼店まで気軽にご相談ください。東京・川崎・横浜を中心に不動産に関する情報を幅広く取り扱っております。

 

 

 

 

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