投資の種類とメリット・リスク
2022/07/02
投資のなかでも失敗が少ないといわれているのが、不動産投資です。
不動産投資で利益を上げるためには、投資の種類や収入を得るまでの仕組みなどを確認しておく必要があります。
今回は、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」という2つの投資方法について、その仕組みやメリット・リスクを解説しましょう。
不動産投資における利益①インカムゲイン
インカムゲインとは、不動産を「保有」することで利益を上げる投資方法です。
「インカム」には「定期的に入ってくる収入」という意味があります。
つまり、不動産を購入して誰かに貸し出し、家賃収入を得ることがインカムゲインなのです。
不動産を購入する際はローンを利用している場合がほとんどなので、まずは入ってくる家賃収入をローンの返済に充てられます。
そして、完済後は家賃がそのまま収入になるという仕組みです。
空室にさえならなければ毎月家賃収入が入ってくるため、安定した利益を上げられます。
不動産投資における利益②キャピタルゲイン
一方、「キャピタル」とは、「資本」「資金」という意味を持ちます。
つまりキャピタルゲインとは、不動産を購入し、購入したときの金額よりも高く売却することで利益を上げる投資方法です。
売り手の事情により本来より安く売りに出された不動産を購入し、通常時の価格で売却することで利益を上げることもできます。
バブル期には地価が上昇し続けていたため、キャピタルゲインによる投資が多くおこなわれていました。
しかし、不動産の価格が大きく下落したバブル後以降は、物件の見極めが非常に難しくなっています。
インカムゲイン・キャピタルゲインのメリットとリスク
インカムゲインとキャピタルゲインのどちらを狙うか迷ったときは、それぞれのメリットとリスクを比較してみると良いでしょう。
まず、インカムゲインには「安定した収入が長期的に得られる」というメリットがあります。
家賃は大幅に上がったり下がったりすることがないため、入居者さえいれば毎月安定した収入が入ってくるはずです。
ただし、空室ができてしまうと家賃収入がなくなってしまうというリスクはあります。
一方のキャピタルゲインは、うまくいけばインカムゲインよりも大きな利益を得られるのがメリットです。
その反面、不動産価値が下がれば利益が小さくなるどころか損失を出してしまう可能性もあるため、慎重に進めなければなりません。
不動産投資の際は、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」について、しっかり確認しておきましょう。
メリットだけでなくリスクについても調べておき、自分に合った不動産投資の進め方を考えてみることをおすすめします。
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