建売住宅の寿命は注文住宅よりも短い?
2024/05/25
一戸建てのマイホーム購入を考えている方であれば、ハウスメーカーにお願いする注文住宅か、土地も付いてくる建売住宅にするのか悩まれることもあります。
その際、どちらのほうが長く生活ができるのか?という点を重視される方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、建売住宅の寿命の長さはどれくらいなのか、注文住宅よりも短いのか、また寿命を延ばすメンテナンス方法はなにかをご紹介します。
建売住宅の寿命の長さとは?
建売住宅の寿命は、1965年に財務省によって法定耐用年数が定められており、およそ20年~30年とされています。
しかし、法定耐用年数は建物の構造によっても異なりますので、購入を希望する建売住宅の構造によってはさらに長い場合があります。
たとえば、木造住宅であれば22年、鉄骨造であれば34年、鉄筋コンクリート造であれば47年です。
なお、物理的な耐用年数に明確な定義はなく、メンテナンスによって寿命を延伸できるともいわれています。
注文住宅と建売住宅で寿命の長さが違う?
では、注文住宅とは寿命の長さは違うのでしょうか?
結論から申し上げますと、注文住宅と建売住宅で寿命の長さに違いはありません。
その理由として、建築基準法に従って建てられていることと、住宅品確法で保証されていることの2点が挙げられます。
建築基準法とは、建物の耐震性や耐久性を保つために、建築の際に守るべき最低限のルールです。
そして住宅品確法とは、住宅の品質を守るための法律で、引き渡し10年以内は構造耐力上主要な部分などの補修を売主がおこなってくれます。
これらの法律のおかげで、どちらの建築も手を抜くことなく一定の品質を保った住宅を建築するため、寿命に違いはありません。
一戸建て住宅のメンテナンス
注文住宅と建売住宅にそこまでの違いはありませんが、住宅の寿命を延ばしたいのであれば定期的なメンテナンスは欠かせません。
どちらの住宅であっても、定期的に住宅の状態を見に来てくれるサポートがありますし、中には長期間の点検をしてくれるメーカーもあります。
住宅の外壁や屋根等、住宅の寿命に直結する部分を点検、時には修繕してもらうのであれば、メーカーにしっかり見てもらうのが一番です。
劣化した部分を放置すると、その分住宅の寿命は縮んでしまいますので、適切な時期に修繕するようにしましょう。
建売住宅の寿命は、法定耐用年数でおよそ20年~30年とされています。
注文住宅と建売住宅のどちらの住宅であっても、住宅としての寿命に違いは生じないので、納得いくまで色々見て回ってみましょう。
また、住宅を長く使いたいのであれば、適切な時期にメンテナンスをおこなうことも忘れてはいけません。
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