株式会社ダンデ・ライズ

土地売却における境界線とは?

お問い合わせはこちら 購入物件お探しの方はこちら

土地売却における境界線とは?

土地売却における境界線とは?

2023/01/14

個人で所有している土地には「境界線」というものがあり、自分の土地がどこまでかを示す役割を担っています。
しかし、なかには境界線が曖昧なケースがあり、土地売却の際にトラブルにつながってしまう可能性があるため、境界線について把握しておくと安心です。
そこで今回は、土地売却における境界線の調べ方や費用について解説していきます。

 

土地売却における土地の境界線とは?

土地を売却する際には、土地測量図や境界確認書が必須ですが、なかにはお隣同士で境界線をめぐり争うことになってしまうケースがあります。
境界線は明確なものに見えますが、実は曖昧なものでトラブルにつながってしまうことも少なくないため注意が必要です。
土地の境界線には、隣接するお隣同士が話し合って決められる「所有権界」や、もともとの境界線である「筆界」があります。
所有権界は、境界線に接する者どうしが互いに認めた境界線で、法律上は「私法上の境界」と呼びます。
一方、筆界は法務局の地図・公図に記されている不動産の境界線で「公法上の境界」です。
筆界は所有権界と異なり、お隣さんとの話し合いなどで勝手に決めることはできません。
また、筆界が明快でなかったり境界に問題が発生した場合には、「筆界特定制度」を利用します。
筆界特定制度では、登記名義人の申請を受けて、筆界特定登記官が申請人と関係者の意見や資料提出の機会を与え、そのうえで筆界調査委員の意見を踏まえて「筆界」の境界線を確定します。

 

 

土地を売却するときの境界線の調べ方とは?

境界線を調べる方法として、信頼度の高い法務局の「地図・公図」や「地籍測量図」などを参考にする調べ方があります。
公図は不動産取引で境界線を確定する重要な資料で、地積測量図には登記によって確定した境界が明記されています。
また、区画地域されている地域は、官公庁が保存する戦災復興図面や震災復興図面などの区画整理図面を参考にするのが良いでしょう。
地方自治体によっては、地籍調査による道路街区測量や道路敷地調査をおこなっている場合もあるため、地籍調査図面を参考にする方法も有効です。

 

境界確定測量にかかる費用

測量は土地家屋調査士がおこない、個人事務所に直接依頼したり、不動産会社に紹介してもらうケース多いです。
一般的な土地の測量費用は、面積が100坪未満の場合おおむね40万円前後とされています。
土地の形が複雑だったり広い面積の場合は高額になるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。
また、筆界特定制度を利用する場合は手数料と手続き費用が必要となり、手数料は土地の固定資産税をもとに算出し手続き費用は法務局が定めた計算式に従います。
測量費用の相場は事案によって異なりますが、50万円~80万円が相場となっています。

 

 

土地売却の際には、境界線を明確にすることが必要不可欠となります。
お隣さんとトラブルに発展しないためにも、境界線が曖昧な場合は前もって境界線を特定しておくと安心です。
私たち株式会社ダンデ・ライズ鷺沼支店は、一戸建てや土地などの不動産に関する情報を豊富に取り扱っております。
不動産でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。