建売住宅の平均坪数とは?
2024/10/26
マイホームを購入する際には間取りやデザインに注目しますが、理想を叶えるためには「広さ」も重要です。
坪数によって住宅の印象が変わるため、不動産購入時には慎重に選ぶ必要があるでしょう。
そこで今回は、建売住宅について、建物部分の平均面積や延床面積30坪の間取り・坪単価を解説します。
建売住宅と注文住宅の平均坪数
2018年に住宅金融公庫が「フラット35」の申込者に対しておこなった調査によると、注文住宅の平均面積は126.8㎡です。
1坪は約3.31㎡にあたるため、坪数でいうと約38坪となります。
一方、建売住宅の平均面積は100.8㎡の約30坪です。
坪数に換算すると、一戸建ての住宅は30~40坪の広さとなり、2階建て4LDKの間取りも珍しくありません。
約30坪の場合、夫婦と子ども2人の家族構成では比較的広さに余裕のある暮らしができます。
ただし、スペースを広くとる設備やレイアウトを採用する場合には、他の部分に制限が出てしまう恐れがあるので注意しましょう。
延床面積30坪の建売住宅で可能な間取り
延床面積30坪とは約99.3㎡の住宅、畳数に換算すると約60畳です。
どのくらいの人数に適した広さかを考えるときは、国が定める「誘導居住面積水準」が目安となります。
誘導居住面積水準とは、豊かな住生活を送るときに望ましいとされる家の広さを表したものです。
この水準をもとに考えると、延床面積30坪は4~5人向けの広さといえます。
間取りは3LDKや4LDKが中心となるため、核家族世帯なら十分に暮らせる広さでしょう。
工夫すれば、二世帯での同居やコンパクトな平屋も選択に入ります。
建売住宅の坪単価とは
建売住宅は、土地と建物をセットで販売するものです。
土地価格と建物価格が別々に表示されている場合には、建物価格を建物面積で割ると建物の坪単価が算出できます。
広さ40坪の家が4,000万円で販売されている際の計算方法は「4,000万円÷40坪」となり、坪単価は100万円です。
また、建売住宅の正確な内訳金額を知りたい場合は、消費税の金額を調べる方法が良いでしょう。
土地の売買は消費税法上の「非課税取引」にあたるため、建売住宅の土地部分には消費税がかかりません。
建売住宅の平均坪数は約30坪で、3LDKや4LDKの間取りがほとんどです。
延床面積30坪の住宅は、畳数に換算すると約60畳の広さになり、4~5人が暮らせます。
坪単価は、建物価格を建物面積で割ると計算可能です。
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