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セットバックが必要な土地の条件とは

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セットバックが必要な土地の条件とは

セットバックが必要な土地の条件とは

2023/07/01

土地の購入を検討しているときに「セットバックあり」などの言葉を見聞きしたことはありませんか。
どのような意味があるのか疑問を抱く方もいらっしゃるため、今回はセットバックとは何かをご紹介します。
必要な土地の条件や購入時の注意点をお伝えするので、参考にしてください。

 

 

土地のセットバックとは?

道路を広くするために敷地を後退させ、土地の境界線から一定の広さを確保して、建物を建てる方法です。
接道義務を果たすために、前面道路の幅員を広げます。
建築基準法において、幅員4m以上のみが正式に道路と呼ばれており、それ以外は敷地の後退が必要です。
ただし、以下の条件を満たす場合は例外的な道路と判断されます。

●幅員4m未満
●建築基準法が施行される前から道路に面する建物が存在する
●特定行政庁の指定を受けている

上記に該当する場合を「2項道路」と呼び、道路の幅員4m以上を確保する必要があります。

 

 

セットバックが必要な土地の条件とは

一般的には、道路の幅員が4m未満の場合に必要となります。
道路の中心から2mずつ後退しなければならず、形状が複雑な場合には接道する住民により話し合いをするケースもあります。
また、道路を挟んだ反対側が川・崖の場合は、道を広げられないため道路の中心から2mではなく、川・崖から4m以上後退しなければなりません。
たとえば、幅員が3mの道路の場合は自身の土地の境界線から1m後退する必要があります。
道路の反対側が宅地の場合は、両側の土地それぞれが道路の中心から2mずつ後退が必要です。

 

 

セットバックありの土地を購入する際の注意点

工事費用がかかるため25~60万円程度の出費があると認識しておきましょう。
また、高低差があると費用がプラスされるため注意が必要です。
セットバック部分の所有権は、分筆登記をしていない限り敷地の所有者にありますが、利用制限もかかっているため注意しましょう。
そのため門や擁壁を設置できず、これらを希望する場合には向いていないと考えて良いでしょう。
また、分筆登記をしていなければ固定資産税がかかります。
そのため、非課税申請をし忘れないように気を付けてください。

 

 

今回は、セットバックが必要になる土地の条件や、購入する際の注意点をご紹介しました。
接道義務を果たすために、土地を後退させて道路を広げる意味があります。
工事費用の負担や利用制限により、不便を感じる可能性があるため購入はじっくり検討してください。
私たち株式会社ダンデ・ライズ鷺沼支店は、一戸建てや土地などの不動産に関する情報を豊富に取り扱っております。
不動産でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

 

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